歩行を安定させる杖の種類とは

加齢により段々と歩行が困難になるもの、しかしそのまま歩けなくなってしまうのは避けるためにできる限りの運動は必要です。散歩のときにサポートしてくれるのが杖、その種類についてご紹介いたします。

人間にとって歩行はとても大事なこと

杖, ウォーキングポール

健康寿命という言葉があるように、実際の寿命と健康面での寿命があります。
そしてこの健康寿命は自分の努力で伸ばすことも可能で、すこしでも元気でいたいと考えている人はこの健康寿命の面を大事にして日々の活動を行なっています。
平均寿命が男性では81歳、女性では87歳なのに対して健康寿命というのは平均して72~74歳とされています。
しかし寿命を全うするまで健康的な人もいるもの、それは健康寿命が非常に長く維持されているから、ということもあります。
歩行は加齢により最も障害を得やすい運動器の部分とされており、関節・骨・筋肉・神経が関わってきます。
そしてそれを放置して歩行が億劫になってしまうと運動不足が慢性化、必要な筋肉まで落ちてしまってそのうち歩行困難になってしまうのです。
運動というのは健康寿命に大きく関連しており、思うように歩けなくなる、というのは転倒などのリスクもあがって更に怪我の可能性がでてきてしまいます。
また歩行困難から現れてしまう心の不調も気がかり、いまフレイルというものが増加していて、身体的・精神的・社会的な衰えを包括的にいったことばとされています。
これはおおよそ75歳以上の三人に一人にあてはまるとされており、このフレイルは後期高齢者の増加と共にさらに増えていくものと考えられています。
ではこうした状態を回避するにはどうしたらいいのか?簡単な方法が歩行です。
なにも頑張って運動をしなくてはならない、ということはなく、定期的な散歩をするだけでも十分運動として成り立ちます。
それほど散歩は重要なこととされているのです。
フレイルのチェック項目は筋力低下、歩行速度の低下、身体活動の低下などとなっています。
毎日軽く近所を散歩する、というだけでもこのチェック項目から外れることができるのです。
しかし加齢による関節の痛みなどには勝てない……実際体に痛みがない状態で歩行自体をやめてしまうというのはきわめて稀な例です。
痛みが強いときは無理は禁物、ただふらつきなどが怖くて歩行できない、という場合は杖を用いて歩行をサポートすることができます。
杖・ステッキは歩行を安定させて足腰にかかる負担を軽くするもの、たくさんの用途にあわせた種類があるので身体の状態に合わせて選んでいただくことも可能となっています。
歩かなくなる、というのはとても良くないこと、少しでも楽な状態で自立歩行を続けられるなら続ける方が絶対にいいです。
それをサポートするための杖は沢山あるので、是非それを利用の上健康寿命を伸ばしていきたいところです。

杖の種類について

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杖はたくさんの種類があり、中にはとてもおしゃれなステッキだってあります。
介護器具、というネガティブなイメージで見るのではなく、おしゃれ用のアクセサリーとして前向きに捉えられるような、そんな杖・ステッキもあるのでご紹介いたします。

まずは一本杖、スタンダードなもので長さも調節して使用が可能です。
日常的に使用する杖としてもっともメジャーで、アンティーク風のおしゃれなデザイン、カラフルなもの、より実用的に設計されたものまで様々です。
特に種類が多く、持っていてもおしゃれな感じにまとまるものが多いため最初はまずこの一本杖から始めていくのをおすすめいたします。
ただ一本杖の場合ずっと使用している分には問題ないですが、持ち運びを考えると少々邪魔というのが問題点になっています。

基本的に杖は必要ないけれど必要な場面もある、そんな方におすすめなのが折りたたみ型です。
鞄にもすっぽり入るコンパクトサイズの杖、いつもは収納しておき、いざとなったときにワンタッチで組み立て!そんな実用的なものとなっています。
傘と同じように携帯しておくのがおすすめです。

ここまではそこまで歩行が困難ではない、という人向けですが、次はふらつきなどが気になるのでさらにしっかりと支えてほしい、という人向けです。

接地面が多数ある多点杖、一本杖では不安定な人向けのものとなっています。
段差のあるところでの利用はおすすめできませんが、四つの接地面があるのでしっかりと体を支えてくれます。
これもデザインが豊富で、高級感・花柄など色々な種類があります。

次にクラッチ、これは前腕も支えてくれるものとなっており、腕の筋力の衰えに悩んでいる人のための杖です。
一本杖では安定しない、腕も支えてほしい人むけです。

次はウォーキングポール、これは両手に杖を持って歩行するタイプです。
これを用いることで高齢者の運動も安定感が生まれます。
リハビリにも使用されていますので安定感を持ってしっかりと歩行をすることが可能!またこれも折りたたみ可能なタイプがあるので、普段は一般的な一本杖を用いて必要なときだけ使用することも可能です。


歩行をサポートするための器具はたくさん販売されており、また持っていて恥ずかしくない洗練されたデザインのものも多いです。
健康寿命に直結する歩行を欠かさないようにし、いつまでも元気でいたいところです。

折りたたみステッキ 杖, ウォーキングポール

動かなくなるというのは動けなくなるということ

杖, ウォーキングポール

人は動かなくなるとどうしても動けなくなるもの、これは若い人も同じです。
事故に遭ってそのあと低下した筋力を動かすのが理学療法士によるリハビリ、若い人は回復が早いものの、それは加齢によって段々遅くなります。
なのでできるだけ長く動き続けるのが大事、それが激しい運動でなくても日常的な動作はいつまでも自分の力で行なっておきたいものなのです。
そしてその中でも一番大事なのが足腰を動かすことで歩行はそれを担う大事な運動です。
杖やステッキを使い始めるとお年寄りの印象が強くなってしまうようで嫌だ、と感じるかもしれませんが、それを使わずに歩行をやめてしまうというのが問題です。
動ける内に動いておかないといずれ寝たきりの状態になり、そして認知症が発症しやすくなってしまいます。
動かないというのはそれだけ弊害があり、気づけば動けなくなっている、そんな恐ろしいことなのです。
キャラクターのデザイン杖、高級感を意識した杖、より歩行しやすいように考えられた杖……色々なものが販売されています。
デザインの面で申し分のない杖・ステッキがたくさんあるので、是非使用していつまでも元気な体を維持したいところです。
また周りの人も歩くのが億劫そうなのを放置するのではなく、すこしでも歩行が楽しくなるように、おしゃれなステッキをプレゼントするといいかもしれないです。
歩くというのは健康そのもの!大事な人にはいつまでも健康で元気にいてもらいたいものです。
高齢になった両親へ、配偶者へ、ギフトとしても採用できます。
また自分が貰った時もそれを嫌がるのではなく、より歩行が楽になる!という前向きな気持ちで受け取り散歩してみるといいかもしれないです。
外の刺激というのは本当さまざまなものがあり非常に楽しいもの、それを早々と諦めるのではなく、できるだけ長く社会的な繋がりも維持して有意義な日々を送るのを推奨いたします。
心身の元気は社会参加に大きく関係しており、社会参加はご自身へのメリットがとても多いです。

ウォーキングポールレビュー
杖の口コミ
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